「そこそこの化粧品だったらいいんじゃない?」という手作りコスメは本質を見失う!「いまがベスト」を探し続ける努力が大事です

「そこそこの化粧品だったらいいんじゃない?」という手作りコスメは本質を見失う!「いまがベスト」を探し続ける努力が大事です

わたしは今、親しい人に向けて化粧品の原料を知るための教室を開いてる。
全30回(基礎講座15回、応用講座15回)という、長期戦の講座なのだけれどこれがまた面白い化学変化を起こしそうな予感がします。

先日、Facebookでこんな投稿をしました。

つい3年ほど前までは”化粧品を手作りする”という人たちは、ある一定の特徴があった。
手作り化粧品=安全+安い ほぼこの方程式が成り立つ思考パターンの人が多かった。
化粧品が皮膚に及ぼす影響というのは、ほぼ大体の化粧品がジワジワと確実に皮膚の潤い(セラミド)を壊し、壊し続ける行為についての危険性が指摘されるようになって長い(40年くらい経つ)けれど。

じゃあどうしたらいいの?

ということになると途端に解決が難しくなるのは、現在でも同じ
(化粧品は)使わないほうがいい?

そういう考え方がやっぱりまだまだ多いのが前提となってくる。

【化粧品を手作りしたい人の思考パターンは、知らず知らずに厄介】

本当は化粧品は使わないほうがいい

でも、さすがに乾燥するし、身だしなみ程度のメイクは必要

やっぱり市販の化粧品は良くないかも

だったら自分である程度作れるようにすればいい!
だって料理だって自分で作ったほうが安心で安い。身体にも良いんだから
というパターン。

つまり、自分で作ったほうが安心・身体にいい。プラス安い
そういう思考に知らず知らずのうちに、考えが発展している(場合が多い)

 

こういう考えの人たちは、実はわたし達からすると厄介なんです。なぜか?
そこそこの化粧品だったらまあいいんじゃない?
高い費用を化粧品にかけることなんて自分の経済状況では無理だから

こういう言い訳を自分に許していて、常に新しい取り組み(ケア方法を発展させたり、自分に合った化粧品探し)をしようとする努力よりも「そこそこ安全で安い」を中心に化粧品選びをしているから
そういう、いわゆる”手作りフリーク(マニア)”の人は、手作りであることが中心になるので、より良い材料をより高度な技術で製造しようとする努力は、自分の範疇外としている。

つまりこういうことだ。
製造は企業がするものでしょ?そっちはそっちが努力してもらわなきゃ。わたしは安全なものが作りたいだけ

わたしは思う。それでいいの??
どんな人であっても今のところ、この化粧品がベストだけれどこの先はどうかな?
常にそういう気持ちを持ち続けることがどんなに大事なことか。化粧品を販売しているわたし自身でも「今のところベスト」という状態でい続けることが大事なんだ。

【企業努力とは違う個人努力が、自然にできる時代に入っている】

もし今「就職のために資格を取ろうと思う」という人がいたら、それは時代遅れかも知れない。資格がダメとかではなく「就職」が先に来ているということは、収入の手段として資格取得をするという方向に動いているのだから。結局、資格ありきだと人生が豊かになれない。

化粧品を製造・販売しているメーカーは、より良い商品を現代の技術を最大限使ってユーザーに提供し、ユーザーの肌が健康で美しくなれる商品を世の中に送り出す使命がある。

結局わたし個人だって、企業とは違う個人だけれど、こう思うんだ。
目の前の人が、もっと健康で綺麗な肌になったら、きっと幸せな生活が送れるかも知れない。身近な人にそうやって感じてもらいたいんだと。


Hさんは子育てや仕事で、なかなか時間が取れない中でも時間を作って習いに来てくれる
そしてわたしよりも数十倍は賢い彼女。それでも「楽しかった」と言って帰ります

 

仕事に直接つながる見込みがなくたって無駄なことなんてない。だれかの役に立つとか、自分が学んで「楽しい・嬉しい」と思える感覚を繋いで実行してみる。
人生を豊かにしたいという気持ちは、みんな一緒。だとしたら、自分の感覚や感性に合った、必要なことを学んでみる今はそういう時代になったんだと思います。

だから、企業努力と個人努力というのは、対象者の範囲の大きさは変わっても大きな違いはそんなにないのではないか?と思う。

【オタクの心境は?オタクが続ける努力とは探求し続けること?】

オタクという存在のわたしは、常に「健康で美しい肌」原点に立ち返って考えるクセがある。
当たり前のことですが実は難しいときもある。


どんな売り場でも、日々売上を上げる努力と人と話しができるモチベーションを保つ仕事

日々の仕事に追われているとどうしても売上(今日はいくら売上があったか?明日は売上、大丈夫かな?)にも追われることになりがちで、目の前の人の「肌の健康と美しさ」を根本から見直すことは、クセをつけないとできなくなることがあります。

そういう理由で常に考える。人は100人いたら100通りの肌を持っている。
ただ、どんな肌質であろうと、皮膚の構造はみんな同じということ。例え皮脂分泌が多い肌の人も、わたしのようなカサカサアトピーでポロポロ皮膚が取れてくるくらいの乾燥する肌の人だって全部、皮膚の構造は同じなんです。

構造が同じ

構造が同じ?

構造が全員同じ???

3回いうと、皮膚の構造が同じな人間の肌に対してアプローチするケア方法、アイテムというのはどのくらいあるべきものなのだろう?そう考えることができる。
ケア方法は多種多様あってもいいかも知れない。けれどアイテムとなる化粧品は少なくしたほうがいいはずだということに気づくことになる。

 

例えば、肌に水を入れるときのケア方法。
スチーマー(あったかい湯気が出る器具)で温めながら肌に水分を入れ込む
ミネラル水(ヨーロッパなどでとれるミネラル成分の多い水)を、小まめにのせてみる
微生物の力を借りた活性化した水をのせてみる

というように、水を入れるときのケアも色んな方法があり、肌の症状に合わせて変えること。
アナログな人の肌には、同じ水でも最大限・工夫を凝らしたケアをしてみる。

オタクができることってこれかも!つまりわたしのいうオタクっていうのは、色んな人の肌を探検して、いまあるアイテムの中で、一番ベストで一番ズボラな方法でケアできる方法を探求し続ける人種なんだと思う。