化粧品の原料を学び、感覚を研ぎ澄ませていくことで豊かになる ー価格だけでなく時間をどう使うのか?何に使うのか?

化粧品の原料を学び、感覚を研ぎ澄ませていくことで豊かになる ー価格だけでなく時間をどう使うのか?何に使うのか?

食べ物は気をつけてるから大丈夫
とりあえず今の化粧品が気に入っているから・・

そんな人へ言いたいこと

それってホント??!!

今日、リニューアルされた他メーカーの化粧品成分をチェックしてがっくりした。
(なんじゃ、この成分ーーーー!!って感じで・・)

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ナチュラルを売りにする化粧品メーカーは多々あるけれど、界面活性剤(乳化剤)もレシチン(大豆由来)という、割と良心的でたくさんのアイテムを使わない(いっぱい肌にのせない)というのをスタンスにしていた会社がこうなったからこそ、世の中の変化が著しいことがわかる。

もはや、オーガニックだとかナチュラルだとか、そういう化粧品の安全・安全の概念はなくなりつつある。

思えば、元々オーガニック化粧品が世の中に出回るようになり、いろんな化粧品メーカーがこぞってオーガニックをうたうようになる前までは、化粧品は化学的な合成のものが入っているもので、アトピーなどの敏感肌の人は化粧品自体ほとんど使えない。
そういうのが、つい20年前までは常識だったことを考えてみると、ちょっとはマシと考えたほうがいいのか?

2001年改定の薬事法改定により、化粧品に配合される全ての成分を配合量の多いものから順にパッケージに表示する義務ができたので、ユーザーが選びやすくなったかのように思えるが、本当はどうなのだろう?

日々、販売の現場に立っているものとして実感していること。

結果的に2018年2月のいま、ユーザーは、一部のこだわる人だけ化粧品成分を気にしてみている状態。

”こだわる人”と言っても、実際に使われている化粧品原料の安全性というのは、そのほとんどすべてがネット検索で「誰か(自分とは関係のうすい第3者)」が出している情報だったりするため、本当の意味でユーザー側が信頼できるかどうか?という判断はできない。

そう、結局はユーザーの大半が、化粧品選びをできていないことは以前と同じなのだ

【企業が路線変更し、ユーザーを裏切る商品を作り始める理由】

ここで、ユーザー側(化粧品を使う人)の性質について考えてみたい。

とりあえず今使っているコスメ気に入っているから
食べ物は気をつけているから大丈夫

そういう人が多いのが現状なことは重々承知で、考えてみたいこと。(この際、肌が弱いとか強いとか関係ない)

「ストレス発散が大事よね」と友人との飲み会に、毎月5,000円くらい使ってグチを言ったり笑ったりする
「毎日忙しいから、味噌汁はだし入り味噌、野菜はドレッシングかけないと子どもが食べないし」と化学調味料必須の調味料を購入する人

 

何が大事なの?

という話になるわけだ。「高い」という理由で6,000円の保湿剤(3ヶ月は持つ)を買わない人に限って、飲み代に毎月かかっているものなんだ。高い安いだけでもなく、時間をどう使うのか?何に使うのか?を今一度、考えてみる必要があるっていうこと。

企業は売れる商品を作り、それを販売して利益を出すことが大事だけれど、ユーザー側への社会的な責任がある。ただ、売れる商品を作るためには、路線変更は仕方ないという理屈があるのかも知れない

だとしても企業だって、そこに勤める人だって、安心・安全なものを提供する責任があるし、プロとしてユーザーへ発信し、ユーザー自ら学んでもらう責任もあるはずだとわたしは思う。

すべての企業がそういう会社ではないけれど、冒頭で記したような、「安心・安全」をうたいながらも路線変更しているメーカーというのは、ユーザーを裏切るような商品作りになるし、ユーザー側がなめてかかられているということなのではないのか?

仮に「化学成分は入ってます!」とうたうメーカーのほうが、よっぽど率直な会社だとすら思える。

【ユーザー側ができることは、本質的なことを学び努力を楽しむこと】

だから、これからの時代はユーザーが、本格的に賢く商品選びをできるようになることがますます大事になってくる。それがわたしの使命なのではないか?今更ながらにそう感じている。

化粧品原料の性質を学び、化粧品をじっさいに作ってみる。肌にのせて過ごしてみる。
どんな粉があって、その粉たちが自分の肌の上でどう馴染むのか?
化学物質はどんな性質があって、肌にとってどんな影響があるのか?
そういうことを学び、自分の大切な顔・頭・身体にのせるものを健康的なものにしていく。そして最低限のものしか肌にはのせない。

2014.12.9masukara

 

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それを伝える術を持っている。
その術を、自分だけではなく理解しようと努力できるユーザー(お客さん)と共有し、共に健康で美しい人生を送ることに努力を惜しまない人間力をつけていく

そういう役割をもって、今年は改めて化粧品原料についての講座を開いていこう。
化粧品の原料を学び、感覚を研ぎ澄ませていくと、ものごとの本質的な部分に触れられるし、健康で美しい人生にお金と時間をかけられる楽しみが待っているのだから。

 

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